どくだみのお話

“三毒を殺す”と言われる、デトックス効果抜群の薬草

この“三毒”とは、①生まれ持っている先天性の毒、②生きている間受けた病毒からの後天性の毒、③食べ物からの毒、すなわちこれ「万病」のことを指しています。

どくだみが薬草として使われたのは、生の葉を磨り潰して出た青汁を傷や火傷、湿疹などの皮膚疾患に塗ったのが始まりだと言われています。その後、その煎じた汁を飲むことで様々な病が改善された事で利用範囲も広がり、平安時代の薬物書の『本草和名』や『和名妙』で、すでに「万病に効く薬」として記載があります。

「万病に効く」と言われる第一の理由は、そのデトックス(解毒)効果。その名の語源となったどくだしを最も得意とする薬草です。有効成分でフラボノイドの一種・クエルセチンの配糖体であるクエルシトリンとイソクレルシトリンには、利尿と緩下を促進する作用があり、胃腸や肝臓の機能を高め、体内毒素の解毒効果を高めると言われています。

さらに、フラボノイドの効果で血管壁が強化も期待でき、カリウムも豊富などくだみの効果で、高血圧や独脈硬貨など、“血液ドロドロ”が原因の恐ろしい生活習慣病を予防する効果も期待できます。

また、デカノイルアセトアルデヒドという臭気成分には高い殺菌作用があり、ニキビや水虫など、菌の繁殖による皮膚疾患や、ほこりや花粉、ダニなどが引き起こすアレルギー性の湿疹やアトピーなどに高い効果を発揮すると言われています。

その他にも、胃腸効果や細胞再生、抗酸化作用のあるクロロフィルも豊富に含有。前述のカリウムには神経細胞や筋肉組織の生成を活性化して自律神経をコントロールする働きがあるため、冷えやのぼせ、更年期障害の症状を緩和するとも言われています。

毒だしに長けたどくだみは生の葉を鼻に詰めておくと鼻炎や蓄膿症も治るという説もあります。

このどくだみにはビタミンCを安定させる作用もあり、美肌効果も抜群。ハト麦やクコ葉など、ビタミンCが豊富な薬草と一緒に飲む事で相乗効果で薬効も倍増します。

*以上の文章は「体のためになる薬草のお話、第1回毒を出して万病を直すどくだみのお話」から抜粋しました。

*あくまでも民間療法としての文献ですので、医薬品としての効果ではありません。

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